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七ウメ Christmas story part4





こんばんは(・∀・)


東京に帰って参りました。


拝賀式でなんやらウメがともちんの腕にぴょんっと掴まって


カップルのように入って行った情報を聞いてウハウハです。←


浮気はほどほどにね、ウメにゃん。(え



しかも今月またまたえと文がウメだとか!


買おう!明日買おう!


さて、七ウメストーリー遅くなりましたが第4話です!


読んでくだされば嬉しいです(´∀`*)



ではではれっつらごー!















ハ『・・・・』


セ『冗談きついわよ・・・』


ほとんど苦笑いの状態で、演技を貫くセシル。



セ『・・・・』


無言でスッと差し出されたハンカチを見て、

初めて自分が流している涙に気づく。


もうこのまま無理をしても意味がないと思い、

黙って彼に差し出された暖かいハンカチを受け取った。



ハ『で、家どこ?』


先ほどよりも声に優しさを感じた。

気をつかっているのだろうか。


セ『大丈夫。降ろして、』

ハ『こんな時間にタクシーなんて拾えないだろ?』

セ『大丈夫だから。』


そう言い車の扉を開けようとする手を掴まれる。


ハ『凍死したいのか。』

セ『・・・』



このままだともっと好きになってしまうだとか、

涙をこらえきれないだとか、


そんな綺麗な理由じゃない。


ただつまらない意地を張っているだけ。

変にプライドを気にしているだけ。



セ『ごちそうさま。』


そう言い車を降りる。


すると車の窓を開けてハンクが顔を覗かせる。


ハ『おまえさぁ・・・』


呆れた様子。

なのにも関わらず、トボトボと歩く私のペースに合わせて

横で車を進めるハンク。


セ『・・・随分安全運転なのね。』

ハ『あぁ、飲酒運転は危ないからな。』


自分は飲んでないくせに。



ハ『なぁ、もういいだろ。乗れよ。』

セ『・・・』


今更乗れるわけない。


また変な意地が邪魔をする。


全く知らない道を適当に進んでいるだけだ。



ハ『俺も早く寝たいんだけど、』

セ『・・・』


無視してカツンカツンとヒールを響かせて歩くと


そろそろ限界だったようで、


ハ『もう知らないからな。』


そう言い車を走らせて行ってしまった。



セ『・・・・』


なんとも情けない気分。

どうすればいいかわからないのに。

変な意地ばっかりはって。


セ『ここどこよ・・・もう』


心の中で勝手に私は

彼が自分を置いて帰るはずないって決め付けていて、

自惚れていたんだ。

私は。



ロンドンの冬、しかも夜中だ。

寒さは本当に厳しくて、巻いていたマフラーに鼻をうずめる。


どこか開いている店を探すが、なかなか見つからない。


もうだんだん馬鹿らしくなってきて。


ふとベンチを見つける。


意味もなくストンとベンチに腰かけてみる。


セ『本当に今日・・・死んじゃうかも・・・』


こんな恥ずかしい死に方じゃ、誰も同情してくれない。


なんて

また変に周りの事気にして。


白いコートに包まれていても、体は冷えていくばかりで。


自分が馬鹿馬鹿しくて涙が溢れてくる。


セ『・・・・っ・・・』


本当は

彼が気になって、


一緒に居たくないと思っていたけれど

いつの間にか彼に近づきたくて。


彼のあの偽者の笑顔にさえ惹かれていく自分がいて。


彼の瞳に自分が映ってほしくて。




セ『・・・・馬鹿みたい・・・・』


彼に渡されたハンカチで涙を拭く。


拭いても拭いても涙は乾かなくて、

変に周りのキラキラ輝くイルミネーションが

更に自分を孤独に感じさせて。


まるでお母さんに置いて行かれた子供みたいに

ポロポロと涙を流した。




必死で涙を拭っていると、後ろでブレーキの音が聞こえて



セ『・・・・』



ハ『馬鹿だろおまえ・・・』


今にも倒れてしまいそうなほどに冷えた手を握って車に乗せてくれた。



ハ『冷たい手。』

セ『・・・』

ハ『家、電話でアニーに聞いたから。』



セ『・・・私、』


セ『・・・ごめんね、子供みたいで・・・』


泣きじゃくりながら言う私に

優しく微笑みかけてくれた。


ハ『子供より手ぇかかるよ。』

セ『ハンクがね、』

ハ『ん?』

セ『・・・言ってた事、間違ってないよ・・・』

ハ『・・・・』

セ『でもっ・・・』


そう言いかけた瞬間頭にポンと手えおのせられる。


ハ『いいよ。それ以上言わなくて。』



どうしてこんなに彼は、

私が思っていることを見抜くんだろう。


こんな私にどうして。


彼に出会って

これが本当の優しさ 

そう思った。


ここで素直に諦めるのがいい女なのかな。


でも


好きな気持ちは止められなくて。



セ『・・・ハンク?』

ハ『ん?』

セ『これ以上求めたりしないからっ・・・迷惑かけないからっ・・・』

ハ『・・・・』

セ『このまま・・・あなたを見ていても・・いいですか・・?』


涙を流しながら

精一杯、素直になって、

精一杯意地を捨てて


気持ちを伝えた。





車を止めたかと思うと、

ほんの一瞬で暖かい腕に包まれた。



ハ『・・・今日はサービスな。』


冷えた体が彼の体温で溶かされていって、

心がほっとした。


でもやっぱり涙は止まるどころかどんどん溢れてきて。


彼の胸に顔を埋めて泣きじゃくった。


もうこれ以求めない。


そんなの本当は嫌だけど、


今はこうやって抱きしめてくれただけで

幸せだったんだ。














《第5話につづく》


短いですし久々なので(´Д`;)

読んでくださった方、本当にありがとうございます。


くだらない、妄想の塊←なのに・・・


でも柚梅は読んでくださっている方がいて


とても幸せでございます。


届きそうで届かない恋って

自分味わったことないんで・・・よくわからんのですが


一生懸命書きますので


是非次回も読んでいただければ幸せでございますm(_ _)m



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プロフィール

柚梅こなな

Author:柚梅こなな
宝塚,宙っ子大好き柚梅です。

《大好物》
陽月華
七帆ひかる

《好物》
柚希礼音
和涼華
城咲あい
白羽ゆり
花影アリス

基本娘っこ大好きで、
やたら星に詳しい宙ラバーです。
チエウメ、七ウメだいすきな
柚梅こななさんをよろしく(´∀`*)ノ

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